会社設立より６年が経ち、事業承継の決定プロセスをサポートするという当初の目的は達したような気がします。
また承継後の財産も事前に相談ができ経営者本人も家族も安心して事業承継を進めていく体制もできました。

そのような時、複数の経営者からあったのが、
「これから私はどうすれば良いのだろう？」というつぶやきでした。

経営者である頃は会社の業績、従業員、家族のことを優先的に考えてきました。
そして事業承継に関しても会社の存続と発展で従業員や家族がいかに安心できるかを考えてきました。
もちろん家族の未来という点では自分事ではあるのですが、
「経営者でなくなる自分自身がどうすれば良いのか？」が見えないことが本音だったのです。

私たちは思いました。経営者の不安は経営承継、財産承継だけでなく、自分自身の“生き方”にもあったのだと。
経営者本人の“生き方”をもっと真剣に支えることで事業承継がよりスムーズに進むのではないか、と。

当社では経営者本人が事業承継後の人生を豊かにする５つの視点として、
「財産」「健康」「生きがい」「社会貢献」「経営ノウハウ」を設定し、
これらを各テーマの専門家とも連携しながら“少し上質な日常”を目標にサポートやサービスを提供していきます。

「重々無尽の縁」という言葉があります。これは人間が生きるに必要な“重ね重ね無尽蔵に広がる縁”を指します。
経営者の皆さまはこれまでの人生の中で、従業員や家族を守るという立場からより多くの師と友に出会い経験を積み重ねてこられたと思います。そして「重々無尽の縁」はこれからもずっと続きます。

私たちは日本の事業承継問題を解決するためにも、経営者がより良い人生を謳歌して欲しいと願っています。
全ては未来のために。